
Suica新キャラ選考で読み解く「ブランド戦略」と「色彩心理」 こんにちは。iro-laboの浅川です。 これまでのSuicaといえば、お馴染みの「ペンギン」。
⇒JRプレスリリース「Suica の新たなイメージキャラクターの誕生」 今回は、この新キャラクターたちの「色」に隠されたJR東日本のブランド戦略と色彩心理をカラーコーディネーターの視点から“勝手に”紐解きます! ●A案:親しみやすい茶色に一本のラインが入った「リス」 では、それぞれの色が持つ心理的メッセージが、私たちに与える心理効果は? ●A案の「茶色(ブラウン)」 ベースの茶色は「大地」を連想させ、人々に「絶大な安心感・安定感」と「ぬくもり」を与えます。そこに、暗めのラインが1本入ることで、「これまでの伝統や安心感をしっかり守りながら、優しく未来へ繋いでいく」という、堅実で誰からも愛されるメッセージが読み解けます。 ●B案の「紫(パープル)」 紫は「青(誠実・安心)」と「赤(情熱・エネルギー)」が混ざり合った色です。これまでの交通インフラとしての「安心感」を保ちつつ、「新しい感動やワクワクを届ける」という先進的なイメージを演出できます。 ●C案の「オレンジ」 オレンジは「親しみやすさ」「ポジティブ」「エネルギー」を象徴する色です。毎日のお買い物や移動の中で、ユーザーに「元気や親近感」を届け、より生活に寄り添うパートナーになりたい、という意図が読み解けます。 しかしながら、キャラクターの色によっては『カラーユニバーサルデザイン(CUD)』の視点から、見え方や識別のしやすさに配慮が必要ではないか、という意見もあるようです。 現キャラクターのペンギンは白黒のモノクロで、色の見え方に個人差がある人にも比較的伝わりやすいデザインでした。 今回の事例が教えてくれるのは、ブランドが次のステージへ進むとき、色はもっとも早くメッセージを伝えるサインになる、ということです。 皆さまのビジネスや個人ブランディングでも、 「もっと親しみやすさを出したい(茶色やオレンジ)」 「一歩先を行く先進性を示したい(紫)」など、 ビジネスに活かす「色彩戦略」として、目的(ゴール)に合わせて、戦略的に色を選んでみるのはいかがでしょうか? なお、Suicaの新キャラクターが決まるのは11月とのこと。 果たして、どのキャラクターがSuicaの新しい顔になるのでしょうか。 発表を待ちながら、ぜひ『色』がもたらす印象にも注目してみてくださいね。
◆色彩検定1級2次
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