衣・食・住でカラーを活用して心ゆたかな生活を
～山梨で家庭科の先生方に向けてセミナーを行いました～
先日、山梨総合教育センターにて中学・高校の家庭科指導に携わる先生方に向けて衣食住における色の効果的な取り入れ方についてお話をさせていただきました。
このうち「食」については、学校のみならず家庭でも食育の取り組みが行われていますね。
「おいしく楽しく食事をして、心身ともに健康に」という目的があるわけですが食育といっても様々だと思います。
例えば、美容に興味が沸いてきた女子学生であれば、「バランスの良いプロポーションでキレイになりたい」
という気持ちもあると思います。
そのために色でできること？
皆さん、５色健康法をご存知ですか？
食材の色を大まかに５色に分類して、その５色に該当する食品群を満遍なく摂取することでバランスの良い食事が可能になるというものです。
スーパーのちらしなどにのっている野菜や果物、お肉などを切り抜いてこの５色に分類してみてはいかがでしょう？
意外と口にしていなかったものが見つかるかもしれませんし、自分の食事バランスの目安表としても使えますね。
また、目でも楽しみながらいただくためには、料理をのせる器の色や、テーブルコーディネートも大切です。
それについても効果的な色使いなどお話してきました。
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参加された先生方は、家庭科というご自分の専門分野のみならず、担任されているクラスの指導についても熱心に取り組まれていました。
学級旗というものをご存知ですか？私はあまりに遠い昔すぎて記憶がありません。
いわゆる各クラスをシンボル化した旗で、クラスマッチや運動会、また修学旅行など、学校行事が行われる度に登場するものだそうですね。
これをクラスで作成する際に、生徒さんがいろいろ意見を出し合うそうでその際、「うちのクラスは、元気が良くてどんな時にでも力強く、一丸となれるから赤とか」「担任の先生のイメージカラーでちょっぴりこわいけど何があってもどっしりしている感じだから茶色」というように、色からのイメージや連想をうまく取り入れるそうです。
商品の色を決める際のコンセプトとカラーの関係に似ていますでしょうか？
未来のアートディレクターにつながるかもしれませんね。
先生方も、彼らを支える立場として、色のイメージや心理的な効果などについて真剣に耳を傾けていらっしゃいました。
今や、学校の文化祭等でも、色についての研究発表を行うところもあるそうです。
