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色彩検定1級1次で押さえておきたい事!

こんにちは、色彩活用研究所の池田です。
今年の夏は酷暑だったり、台風だったりと体に堪える夏ですね…。
特に災害にあわれた皆様には、より一層大変な夏を過ごされていると思います。
心から1日も早い復興をお祈りいたします。

さて、お盆をすぎると私たちは色彩検定1級クラスの準備を本格的に始めます。
色彩検定1級は公益社団法人 色彩検定協会(AFT)が主催する
11月に1次、12月に2次と2回試験を行う検定です。

受験を考えている皆さんは1次に向けて、夏過ぎぐらいから、(早い人は夏前から)
そろそろ準備を始めるのではないでしょうか。

色の検定で1級というと、皆さんはより難しい色の組合せ方を勉強するの?
と想像するかもしれませんが、実は1級では新しい色の組合せを勉強するのではなく、
すでに勉強している3、2級の配色をさまざまな分野で応用する方法を勉強します。



また1級では、私たち人間が色を見るために必要な「光・物体・眼」という 3つの要素を
深く掘り下げます。
当然、光が無かったり、眼も閉じてしまえば色は分らないし、また何の色と特定するために
物体も必要です。

なぜなら、(ここがキモなのですが)その3つの状態が変わることで、
色の見え方が簡単に変わる…ということが大変な問題なのです…。

例えば光も青っぽい蛍光灯で見る時と、黄色っぽい白熱灯で見る時とでは
同じ色でも違って見えますよね…それでもし仕事で食べ物を扱っている人の場合、
どちらの光だとより食べ物がおいしく見えるかがわかっていないと、
味はとても美味しいのに、あてる光によっては不味そうに見えてしまう…ということが起こるんです。

食べ物を扱っている人にとって、これって大問題だと思いませんか?
もちろん、それは食品の色だけの話ではなく、つまりは見せたい色をより綺麗に見せたい時や、
よりおいしそうに見せたい時は、色に関わる光や物体、見る人の目についてよくわかっていないと、いい色として「見る人にアピールすることが出来ない」ということが起こります。
それは仕事で扱う商品の色だったり、日常の色だったりと全ての場合に言えるのです。
だから1次では、光や物体の特性、見る人の目について深く勉強します。

よく「売り上げが5倍?10倍?上がる」というようなキャッチなタイトルで色の効果を強調したりします。これはまさに、「色の知識が応用される結果」です。
そのような商品のパッケージの色を考えるというだけではなく、
私たち人間がどうやって色を見るか、という「見え方」を理解していないと、
「どういう環境や状態で商品を見せれば、売れるようになるか」
ということがわからない…ということもあるんです。
パッケージの色などにも関わる配色については、2次でたっぷり学びますので
安心してくださいね。

もちろん、色知識の応用は、仕事的なことだけではないですよ…。
世間的な話題でよく聞く言葉に「インスタ映え」も、被写体の色がきれい、など
「色を良く見せる」ということが「映える」にはとても大切なポイントです。
そうした普段の生活の中で、見る人がいかに「美しい・綺麗」と共感して思ってもらえるか、
という1級の内容を知っていると「イイね」がいっぱいもらえる写真が撮れるかもしれませんね。

私たちにとって色はとても身近なものなので、どうすれば、
「色をきれいに見せられるか」という知識を知ることで応用できるものはとてもたくさんあります。
ぜひ1級なんて…としり込みしないで勉強してみてください!


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色彩検定1級説明会 (全1回・1.5時間)
  日 時:8/26(日) 13:00~14:30 
  受講料:1,500円(税込)


1級1次講座
(全4回・16時間)
  
受講料:41,040円(税込)
  
木曜クラス
  9/6、20、10/4、25    10:15~15:15(4時間・昼休憩あり)

  
土曜クラス
  9/8、22、10/6、27    12:30~16:30(4時間)

1級2次講座 (全5回・18時間)
  受講料:58
,320円(税込)
  木曜クラス
  10/11、18、11/22、12/6、2/7※  10:15~15:15(4時間・昼休憩あり)
  ※2/7 2次解説会…13:00~15:00


  
土曜クラス
  10/13、20、11/17、12/1、2/2※   12:30~16:30(4時間)
  ※2/2 2次解説会…14:00~16:00


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