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2017年度色彩検定1級 文部科学大臣賞受賞久木田さんに聞く「1級受験の極意!」

皆さんこんにちは。iro-laboの金子です。

GWも後半になりましたね。皆さん、連休をいかがお過ごしですか?
お仕事の方、ご苦労様です。
支える人がいてこそ、安全に豊かに連休を過ごせる事に感謝です。

さて、今回はGW特集としてスペシャルな企画です。
2017年度の色彩検定®1級部門で、iro-labo講座を受講された久木田和隆さんが
文部科学大臣賞受賞を受賞されました。※1
※1 色彩検定は、その年度の成績優秀・優秀団体の表彰があります


この文部科学大臣賞受賞は、まさに1級受験者の頂点という素晴らしい賞です。
本当におめでとうございます!

久木田さんは大きな目標をお持ちで、その実現のために必要な知識として
色彩検定の学習をされました。
学習の経緯は基本独学ですが、その中でどのようにiro-laboと関わり。※2
どの様に学習を進めていったのかを、これから学習される皆さんに
コメントを頂きたいとご依頼したところ快諾を頂きました。
※2 久木田さんのiro-labo受講履歴は①1級説明会に来て下さった理由に記載がありますのでご参考ください

内容は、これから1級受験される方々が、多分一番知りたいと思っている事柄です。
久木田さんは、学習への意欲・情熱を余すことなく誠意を持って綴ってくださいました。
その思いを、ノーカットで掲載させていただきます。

今年度1級を受験予定の皆さん、今後受験を目指す皆さんに、
先駆者の言葉をお送りします。

どうぞ最後まで読んでくださいね(*^^)v

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①1級説明会に来て下さった理由
もともと独学で勉強する予定だったのですが、たまたまホームページで説明会のことを知り、何か得るものがあればと思い参加しました。説明会当日に最も印象に残っているのは、2次試験会場のライティングが自宅のそれとは違う場合もあるという話です。実際の試験でその通りだったのですが、その話のおかげで自宅でのカラーワーク中にライトの色を変えてみたり工夫しながら演習していたので、本番では特に違和感なく解答することができました。また、講座の模擬試験は本番より難しめに作られているという話もあり、自分のスケジュールを鑑み、結果的に模擬試験(1次・2次)と過去問対策講座(2次)に参加しました。ちょうど1級の対策をこれから始めようとしていた8月末のタイミングでこの説明会に参加したのは僕にとって強みになったと思います。

②受験(合格)までの学習プロセス
初めての色彩検定の受験だったため、3級・2級・1級の全ての公式テキストに軽く目を通し、半年あれば1級受験も大丈夫だと判断し、「1級に合格する!」と決めました。2017年7月に3級、8月に2級の勉強を市販の問題集でひと通り終わらせ、大体の理解をしました。1級対策は9月頭から始めました。1日の勉強時間は平均して2~3時間です。

◎1次試験対策:
核になるのは下記のA→B→Cの流れになります。これを公式テキストの各章ごとに行いました。
A. 公式テキストをひと通り読んで大体の理解をする。

B. iro-laboの参考書「合格のカギシリーズ 色彩検定1級 公式テキスト対応 参考書」を読みながら、重要なポイントには線を引いたり重要語句にはチェックペンでマーカーを入れたり、自分のコメントを書きこんだりして理解を助ける。

C. iro-laboの問題集「合格のカギシリーズ 色彩検定1級1次 公式テキスト対応 問題集」を解く。間違った問題を中心に見直しを徹底的にやり、問題集の解説で理解できない場合、参考書や公式テキストに戻って100%の理解を目指す。

僕は公式テキストと参考書の内容をある程度理解したら、すぐに問題集を解き始めるようにしていました。どこが難しいのか・理解しにくいのか・暗記しづらいのかなどの弱点が明らかになり、その章の勉強が終わった後も立ち戻って復習がしやすくなり逆に効率的だと思います。ちょっとした時間があれば、その部分のチェックペンのマーカーにチェックシートを乗せて暗記をしていました(←かなり原始的な手法かもしれませんが)。

10月半ばで全章の学習を上記の流れで終えた後(問題集は物凄いボリュームです!1章につき3~4日のペースでやってもたっぷり1月半かかりました)、自分の苦手な章と間違えた問題すべてに関してもう一度A→B→Cのプロセスをたどりました。11月に入り、残りの2週間で過去8年分の過去問を解きました。ここでも不正解の問題に関するポイントは参考書と公式テキストで「徹底復習 & 把握理解 & 完全暗記」です。

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