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サーモンピンクといえば

こんにちは、iro-laboの桑野です。

タイトルの「サーモンピンク」ですが、少しオレンジっぽいソフトなピンクを表す色名です。
そのやわらかい雰囲気から好きな色としてあげる人も多いですね。
この色名は、リップやチークのセールスネームでも使われていたりします。
冷静に考えると「鮭の切り身の色」。そうなると少々微妙な感じも。

しかし、こうやって色名になっているということは、多くの人にとってなじみがあるということ。
日本の色名には、和名、洋名がありますが、魚にちなんだ色名ってなかなか見当たりません。
ですが、すでに平安時代の「延喜式」では、租税の中に鮭を貢物として納める国が
あったことが記されているほか、江戸時代にも、多くの藩から幕府に対して
特産品である鮭が献上されていました。
「そうか、鮭よ、そんなに昔からお世話になっていたのか」と納得してしまいましたが、
今では身近な食材となりました。

日本の漁でとれる鮭は多くが白鮭なんだそうで、身の色は白っぽいピンク。
えさとして食べていた甲殻類の色素の色で身の色が赤くなるのだそうですが、
「秋鮭」とよばれる今の季節の鮭は、産卵期なのでその卵に栄養が行ってしまい
色がうすくなっているのだとか。

私は、シンプルに焼鮭が大好物!
先日、北海道で、いけすの中の鮭の卵が抜き取られた残念な事件が報道されたばかりですが
何年かぶりに故郷の川に戻ってきた鮭達、おいしくありがたくいただきます!






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