日本ならではの風習「ホワイトデー」

皆さんこんにちは、iro-laboのカラーコーディネーター池田です。

去年からのコロナ騒ぎでいろいろな行事に影響が出て、皆さんもご不自由なことも多いのではないでしょうか?
私の子供も中学男子で、様々な行事がキャンセル、規模の縮小などが余儀なくされ、大人の私から見てもやはり可哀想だなぁと思うことが多々ありました。

そんな中、大きな学校行事ではないのですが、withコロナならではのバレンタインの
出来事が!!
というのも子供が通っている中学校ではチョコレートを持ってきてはいけない決まりになっていて、さらに今年の2月14日は日曜日。クラスの女の子からチョコを何人かの男子に渡したいけどどうしたら良いか?(それにうちの子もありがたい事に含まれていた)という相談が担任の先生にあったそうです。

それで学校の先生からその旨の連絡が自宅にあり、受け取るか受け取らないかは家庭の判断に任せます、と言われながらも、受け渡しのあとは「密を避けてすぐに帰るように」というきついお達しが!!

義理チョコでもバレンタインのチョコを渡すことをわざわざ先生に言わないといけない、という状況の不自由さと、また渡してもすぐに帰宅するようにと言われることのなんとも味気なさ、、が、やはり何か可哀想な気がして、貴重な青春の思い出の1つ1つが本当に不自由で、「不憫だなぁ」、、と感じました。



そしてさらに親としては「ホワイトデーのお返し」を考えないといけない、ということで、いろいろな意味で大変な年でした。

ちなみに、、なぜ「ホワイトデー」となったのか、みなさんはご存知でしょうか?
そもそもバレンタインデーは、日本では、女性から男性への告白の日ということになっていますが、かなりそれは特殊なようで、海外では「恋人たちの日」として女性からだけではなく、お互いにプレゼントしあったり、家族や友達にも感謝を込めてお互いに(チョコレートに限らず)プレゼントをするようです。

そんな日本ならではの特殊な事情と、「お返し」という日本人的な感覚が混ざってできたのが、日本ならではの風習「ホワイトデー」が誕生したようです。

昨今のバレンタインの盛り上がりもそうですが、基本的にはお菓子業界が仕掛けていて、当初は「マシュマロデー」「キャンディーの日」など、名称もいろいろ違っていたそうですが、1980年に全国飴菓子工業協同組合が3月14日を「ホワイトデー」に命名し、それが広がったとのこと。

なお、ホワイトデーの「ホワイト」が採用されたのは、白の純潔のシンボルや、若者のさわやかな愛の象徴、ということでホワイト、という名称になったそうです。

また、白には他にも祝福やリセットの意味などがあるので、新年度を迎えるのにもふさわしい色、と言えそうですね。最近はバレンタインやホワイトデーに、自分へのご褒美でお菓子を買う人も増えているので、 ホワイトデーにはスイーツを食べてコロナをみんなで乗り越えましょう!



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