虹は七色?
こんにちは! iro-laboの中川内です。
2020年も半分を過ぎ、もうすぐ夏本番。
梅雨の合間の日差しは、容赦なく降り注いでいます。
そう!お肌の大敵「紫外線」は目に見えないので要注意ですね。
太陽の光にはたくさんのエネルギーが含まれ、私たちはその恩恵を受けて生活していますが、紫外線、赤外線、テレビやラジオの電波などそのほとんどが目に見えません。
その中で、人間の目に「色」として見える特定の波長範囲があります。
それは雨上がりの空に現れる「虹」。
美しい虹の色は、太陽の光に含まれている色です。
うーん、ずっと昔に理科の授業で習ったような・・・
普段は白い光として認識されている太陽光は、空気中の水滴を通過する時に屈折してたくさんの色に分かれます。
よく「七色の虹」と言われますが、実際にはどうでしょうか?
色と色が線で区切られているわけではないので、数えにくいですよね。
日本では7色というのが一般的ですが、6色とか8色とか国によって様々な説があるそうです。
さて、この虹は大気中に漂う水滴の条件によって様々な形で出現します。
上の写真では、太くはっきりした虹の上空にもう1本薄い虹が見えていますね。
水滴の内側で1回反射した光が目に届くと「主虹(しゅにじ)」として見え、同時に2回反射するとその外側に「副虹(ふくにじ)」として見えるのです。
よく見るとこの2つの虹は、色の並び順が逆になっているのがお分かりいただけるでしょうか。
珍しい例として、下の写真の「過剰虹」があります。
虹が何列も並んで見える現象ですが、水滴に関して特定の条件が揃った場合に出現するそうです。
夏は虹が見られる絶好の季節。
突然の激しい雨が去った後には、ぜひ空を見上げてみてください。
太陽と反対側の空に、もしかしたら美しい色のグラデーションが見えるかもしれませんよ。
せわしなく過ぎる日常の中、ほんのひととき目を奪われるのもいいですね。 |