夏 色徒然
こんにちは。iro-laboの丹治です。
いろいろあった今年も、7月を迎えました。
本格的な暑さに備えて色の効果を取り入れるべく、色にかかわる話を徒然なるままに。
まずは「食」から。
夏の和菓子といえば水ようかん。生菓子でも涼をテーマにした水面(みなも)、水牡丹などのネーミングや色で季節を楽しむことができます。
一般的には暖色系は食欲につながる色で、寒色系である青は食欲を減退させる色と言われていますが、味との関連では青い色を使ったおなじみの食品もあります。スペアミントやソーダ・ラムネ味のものなど。塩味のものはブルーのパッケージが多いですね。この季節ならではのちょっと変わったものとして、「青いカニカマ」~ソーダ風味、「青い冷やし中華」。今年も出回るでしょうか?
涼しさを目で感じながら食事を楽しむのも夏の醍醐味。色使いの王道として、テーブルコーディネートに青を取り入れて、食卓をさわやかに演出してみるのもいいですね。
ほっと一息したいとき、色でお茶を楽しんでみませんか。
ウスベニアオイの花のお茶、別名マロウブルー。
その名の通り、熱湯を注ぐと鮮やかな青がとてもきれいなハーブティーです。
レモンを加えるとピンク色に変わり、やがて消えることから夜明けのティー、サプライズドティーなどと呼ばれます。
暑いときは、氷を入れたグラスにカルピスを入れ、そこにマロウブルーティーを注いでいただくのもいいですよ。カルピスの酸に反応してピンク色に変わっていくのを楽しむことができます。
次に、夏の風物詩の一つ、「浴衣」のこと。
以前と比べてたくさんの人が手軽に楽しむようになりました。日本文化に触れるいい機会でもありますね。ワンピースよりも大きな面積を占める浴衣です。
是非、パーソナルカラーの知識を生かして選びましょう。帯の色とのコーディネートも楽しめます。
色選びの実践!同系色でまとめていく?
それともコントラストをつける?
配色力を発揮するときです!
なんとなくワクワクしてきましたね。
7月7日は二十四節気では小暑、五節句では七夕の節句。
五色の短冊に願いを書いて笹に飾り、五色の素麺を食べて、元気に暑い夏を乗り越えていきましょう。
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