こんにちは。 iro-laboの小島です。 渋谷にこのような「矢印」の壁画アートがあることをご存知ですか? 右は、しりあがり寿さんの作品。渋いグレーパープルの背景にたくさんの赤の矢印が映えています。1人1人の表情もそれぞれ愛嬌があってかわいいです。 この高架下には他にもたくさんの作品があります。 ――― 矢印は一時避難所である「代々木公園」や「青山学院大学」などの方向を指しているそうです。 このプロジェクトは、2011年の震災で多くの帰宅困難者が出たことをふまえ、東京オリンピックを見据えてスタートしたようですが、新型コロナの影響もあり、状況に応じて変化しながら展開しているようです。 作品のテイストはバラエティーにあふれていて、プロアマ問わずいろいろなデザイナーや芸術家がこのプロジェクトに賛同し、実際に現地に出向いて描いています。 < JR東日本高架下の作品>
渋谷の街の雰囲気になじみながらも、個性的でワクワクするような色使いで、来訪者を楽しませてくれています。 色はもちろん、そのモチーフやデザイン性の高さも魅力で、矢印に導かれるような動きのある作品がたくさんあります。平時は、渋谷という街のエンターテイメント性を高めてくれる一つのアクセントにもなりますね。
これは渋谷キャスト前の矢印オブジェです。 渋谷はもともと国内外からの来訪者が多い街なので、土地勘もない人たちが緊急事態に遭遇した際、どう行動をうながすのがよいのかを行政と連動して行う取り組みは意味のあることだと感じました。 渋谷に集う人たちの嗜好に合ったアートという形で、人々に認知されればそれが一つの街の文化にもなります。今後たくさんの矢印が増えていくことで、より広まって、街の風景の一部になっていくといいですね。 アプリを起動して街を歩くとA Rでアートも観られるので、コロナが落ちついた折には、矢印探しに街を散策してみるのも楽しそうです。 <対応機種> |
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