桜と言えば何色?
皆様はじめまして。iro-laboの秋山と申します。
はじめてのメルマガということで、今回は私の地元である
北海道の話を交えながらお話していきたいと思います。
タイトルを見て今頃桜?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、
北海道の桜は遅く、ゴールデンウィークの時期に開花が重なる事が多いのです。
今年の北海道は、5月8日に桜前線が最北端に達したそうですが、
それでも平年より6~9日ほど早かったそうです。
前回の尾本のブログでは「卒業式の時期に満開 」と書かれていたので
時期の違いをより実感しますね!
さて、桜といえばソメイヨシノを想像する方が多いかと思いますが、
北海道ではエゾヤマザクラが有名です。
満開になると白い花を咲かせるソメイヨシノに対し、
エゾヤマザクラは紅紫色の花を咲かせるため、ベニヤマザクラとも呼ばれています。
(北海道江別市にある廣間山眞願寺様の「住職雑記」より)
花の色に加え、エゾヤマザクラには花と葉が同時に開花するという特徴があり、
その葉の芽が赤みを帯びた色であるために
全体的により赤みが増して見えるとも言われています。
(北海道江別市にある廣間山眞願寺様の「住職雑記」より)
エゾヤマザクラは野生種のため本州にも自生しており
オオヤマザクラと呼ばれていますが、
その見た目は少しだけ違うと言われているのをご存じでしょうか ?
実はエゾヤマザクラは寒ければ寒いほど色が濃く・紅くなるため、
北海道で咲いているものの方が、色が鮮やかなのだそうです!
野生種ということで個体差もあり簡単には比較することができないようですが、
いつか実際に自分の目で見て、確かめてみたいところです。
北海道の稚内地方気象台ホームページより
※画像サイズの関係でトリミングしております
寒さに耐えて鮮やかな色の花を咲かせる野生種の桜…
力強い生命力を感じさせるのも、エゾヤマザクラの魅力の1つと言えるでしょう。
最後になりますが、ここまで紹介してきた桜は全て今年撮影されたものです。
私自身も残念ながら直接見ることは出来ませんでしたが、
「今年の桜」にこだわって画像を探すにつれ
オンライン花見をしている気分になりとても癒されました。
写真のご提供をしてくださった皆様、ありがとうございます。
皆様、また気軽に旅行ができるようになったときには、
ゴールデンウィークのお休みに合わせて
北海道の紅い桜を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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