今年も京都の祇園祭に行ってまいりました!
みなさまこんにちは。iro-laboの金子です。
梅雨も明け、太陽を身近に感じる季節になりましたね~。
紫外線はお肌の大敵と知りつつも、
大好きな夏!光合成だと割り切って、太陽と遊んでいます。
さて、私にとって夏の風物詩となりました
京都の祇園祭に今年も行ってまいりました。
夏のバカンスはこれから、という皆様、
祭りの気分を味わって気分を上げてくださいね~。
京都祇園祭は遡ること平安京の時代、
疫病で多くの死者を出した御霊への弔いと
災厄の除去を祈願 したことからはじまる八坂神社の祭礼です。
京都祇園祭はなんと1ヵ月にわたって行われていますが、
メインンイベントは山鉾の巡行と神輿の渡御です。
山鉾の巡行では、三基の神輿の通る道を
笛や太鼓のお囃子で荒ぶる疫神を鎮めながら都大路を清めます。
先頭の鉾にだけ乗る神のお使いであるお稚児さんが、注連縄を切断し結界を解放し、
神域への侵入を許可する儀式から山鉾巡行は開始されます。
今年はその現場を目の前で観てきました。
山鉾巡行の後には、三基の神輿が白装束の担ぎ手によって行われる
宮出しが始まります。
まるで白い波のように時に大きく、小さくうごめく様は
まさに圧巻としか言葉がありません。
関東の祭りを見て育った私には、袢纏といえば渋いとか粋を感じる中間色や藍色。
白装束の祭り袢纏の色からも、時代背景や伝統の継承による
色彩文化の違いを再確認しました。
最後に、
京都で目にした色の色々をご紹介します。
★祇園祭限定ゴミ箱
京町屋のたたずまいにとても目立ちました
★有名なお扇子店のお品(お写真の許可をいただきました)
・日本の彩(いろどり)シリーズ
水浅黄、薄蘇芳のように、やわらかく上品な色の数々
・黄櫨染シリーズ
天皇陛下の正式袍として知られる色名ですね。
黄櫨(はぜ)の樹皮と蘇芳の芯材の煎汁に灰汁や酢を混ぜた染色技法で、
太陽の光で色が変化することから、神秘の色のシリーズだそうです。
★装束の配色
<Q>2色の関係を色相配色で考えると、何配色になるでしょうか?
答えはwebで。うそうそ・・・
<A>中差色相配色です。
神社で見かける配色でもある赤と紫、橙と黄緑もまさに中差ですね。
今年の夏は各地で豪雨が発生しました。
水害に見舞われた地域の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
京都でも旅行中、3日間連続して夕立に見舞われました。
三日夕立とはよく言ったものですね。
では、みなさま、楽しい夏の休暇をお過ごしくださいませ。
最後までお読みいただき、おおきに~。
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