色彩の原点回帰の旅 こんにちは。サミュエルの岩田です。 みなさま、今年の夏休みはどう過ごされましたでしょうか? わが家は、北海道の知床半島をメインに道東を旅してきました。 2005年に世界自然遺産に登録され、手付かずの自然が残る知床で、野生のエゾシカや キタキツネに出会い、自然が作り出した美しい色・色・色を浴びて本当に癒されました。 人間が美しいと感じる配色の原点がここにあるとしみじみと感じました。 実際に見るような迫力まではお伝えできませんが、写真をいくつかご紹介。
グラデーション、ドミナントの美しさは人間がどう頑張って表現しても、 自然が作り出した配色にはかないませんね。 「トドワラ」は、知床から根室に向かう途中にある場所で、天然のトドマツが海水の浸食により 立ち枯れて、年々浸食がすすみ、いずれなくなってしまうと言われる場所。 枯れ木が湿地帯に吸い込まれて同化していくような風景が広がっていました。 東京で忙しく過ごしていると考えもしないような変化が地球の色々な所で 起こっているんだろうなと何とも言えないような気持ちになりました。 どっぷり自然に浸かり、色彩の原点回帰の旅でパワーアップして東京に帰ってきました! 多感な年頃の娘は、人の作り出した人工的な配色が恋しくなったようですが・・・・ 人間は慣れてしまうと新しい刺激を求めてしまうんでしょうね。(笑) 夏が終わると美しい紅葉の季節。 また違ったグラデーションの美しい景色が楽しみですね。