こんにちは、沢谷です。
少し前になりますが、２月１３日に毎年恒例、華学園の学園祭に伺ってきました！

テクニカル科・スイーツカフェ科で色彩を担当させていただいています
華調理製菓専門学校の『鶯華祭』。
一年間の授業を通して学んだ色彩の知識を使っていろいろな作品づくりを
しているので、その展示の様子を見て次年度の参考にする・・・のが本来の目的。
ですが、毎年おいしくて楽しくて、「せんせーい！」と声をかけてくれる学生たちが
あたたかくて、ただの楽しみになっているのも事実。
そんなふうに思いながらできる仕事って幸せですよね。

では、その様子をご紹介します！！

こちらはテクニカル科です。
２年生の後期授業として色彩をやっていますが、色彩の知識を覚えるだけでなく、
どんなふうに食の世界で使っていくのかを具体的にイメージできる作品を作っています。

配色を学んだ後は、自分でテーブルコーディネートを考えました。

色鉛筆での混色ワークも兼ねて、食材の色を表現。

そして今年の初挑戦！
商品のパッケージに使われている色を抽出して、色の「どんな効果」を使っているのか、価格やターゲット層とどうリンクさせているのか、具体的に分析し、最後は全員で発表会をしました。

発表を聞いていて、「え、そうだっけ？」と私自身がもう一度パッケージを
見直してしまうような発見をしてくれる学生も。素晴らしいです！！！

続いて、スイーツ・カフェ科です。

２年生の４月から秋の色彩検定まで、しっかり基礎を学んだ後は、
そこで身につけた知識を使って自分のお店を企画しました。
作品は、お店のイメージボード（企画内容のわかるもの）、メニュー、
店頭ボード（呼び込み用）の３つ。

自分のお店を表現しやすいトーンや色相などを使ってイメージカラーを考えたり、
情報を伝えるために読みやすい背景＋文字の組合せにするなど、
いろんなことを詰め込んだ作品です。

色彩の途中に入るデッサンの授業もかなりいい感じでコラボできていると思います！

この他にも実習で学んだ技術を活かして、素敵な作品がたくさん展示されています。 　　　

そしてこの夢いっぱい幸せいっぱいな展示を見てまわるのと、もうひとつ恒例のお楽しみ・・・。
さすが食の専門学校、実際に学生の作ったおいしいお食事がいただけるのですよね。

今年私が選んだのは・・・初めての握り寿司！（去年はたしかスープカレーだったような）
そしてチーズケーキとカフェオレ。

これ以外にも、お土産用にパウンドケーキとかスコーン、ジャムなど
いろいろ購入して帰宅するので、実は家族も楽しみに待っているという・・・（笑）

いつもいつも本当にあたたかい声をかけてくれる教え子たちに感謝です。

ただ。
学園祭は楽しみですが、この日は皆さんとのさよならの日でもあるのですよね。。。
なので、声をかけられてお話をした後は、
元気でね、がんばってね、またね、他の人たちにもよろしく伝えてね！
と一杯のエールを込めてさよならをします。（心の中はかなり寂しいですけれど）

でも、今年、気が付いたことがありました。

そう、学園祭は、卒業生も来ているのですよ！！！！

「色彩の先生ですよね？？？？覚えてますか？？？お久しぶりです！」って
すっかり大人になった姿で声をかけてくれたことが本当にうれしかったです。

来年からの学園祭の楽しみがまた一つ増え、
同時に「春からの出会い」を楽しみにまたがんばろうって思えた幸せな一日でした。



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